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1.Muenchner Buecherschau junior その二

ドイツの作家には大事な仕事が2つあります。ひとつはもちろん、本を書くこと、もうひとつは、自分の本を朗読して、キャンペーンすることです。ドイツの小学校や図書館などでは、昔から定番イベントとして「作家の朗読会」というのが行われているようです。ミヒャエル・エンデなんかはもともと役者志望だったからお手の物だったと思いますが、引きこもり型の作家さんは大変だろうなーと思います。

さて、1.Münchner Bücherschau juniorでも、作家の朗読会が毎日催されていました。私もせっかくなので、前々から話に聞く「朗読会」とやらを生で見てみたいものだ、とパンフレットを見たところ、今をときめく作家さんが今をときめく作品を読むわけなので、知らない名前ばっかりです。しかし勇気を出して、かろうじて名前を知っている「カイ・マイヤー Kai Meyer」さんの朗読会に行くことにしました。

カイ・マイヤーさんは「ドイツのスティーブン・キング」と称されるほどのファンタジーのベストセラー作家です。(日本でも何冊か翻訳されているのですが、残念ながら読んでおりません)チケットは7ユーロ(1000円くらい)。前売りもしていたのですが、なんとなーく入れたらいいなー、というノリで当日会場に行ったら、さすがベストセラー作家、売り切れておりました。「あら残念…」と去ろうとすると、受付の人が「ちょっとちょっと!」と呼び止めます。なんと、私の直後に「連れが来れなくなったのでチケットを払い戻せないかしら」と言ってきた人がいたのです。まあラッキー!直接そのおばさんからチケットを買い、ほくほくと会場に入りました。

カイ・マイヤーさんは、恐い感じの人かと思っていたら、わりと内気そうな、人の良さそうな方でした。新作「Lanze und Licht(槍と光)」を、とつとつと読まれました。私はそのお話もしらなけりゃドイツ語もよく分からないので、頭から「チンプンカンプン」というフキダシが出てる感じでぽつねんと座っていたのですが、朗読会の生の空気を感じられたことと、ドイツ語の心地よい響きに、けっこう満足しました。

朗読が終わると「質問コーナー」が始まりました。お客さんは小中学生が中心で、出た質問は「自分の書いた中で一番好きな本はどれですか?」「どうやったら作家になれますか?」「どれくらいお金を稼いでますか?」など…こういう時に出る質問は万国共通です(笑)。

最後にサイン会があり、朗読会は終了しました。

P1040199 朗読するカイ・マイヤーさん







P1040214
サインするカイ・マイヤーさん





P1040216 会場の様子






P1040215 いすも面白かったです。組み立て式で、ボール紙でできてます。しっかりしてたし、けっこう便利そう。

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コメント

おや、会場に青い風船が・・・前回のイベントとは別物・・・?同じ・・・?

入れてよかったね〜
何かの運命じゃよ!

ファンタジーか・・・好きなジャンルやし
春休みやし読んでみましょうか。
カイ・マイヤー氏☆

>ちえぞうです。同じイベントよー。カイ・マイヤー作品はけっこうホラー入ってて怖いらしいよ。また感想聞かせてね。

投稿: 実生 | 2007年3月23日 (金) 20時59分

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