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ミュンヘン市立博物館

先週の日曜日、ドイツ好きの作家さんに勧めてもらった「ミュンヘン市立博物館 Munchner Stadtmuseum」に行ってきました。ドイツでは日曜日には博物館や美術館の入館料がタダ、もしくは激安になるのです!という訳で、行って参りました。無料でした〜♪

ミュンヘン市立博物館には、写真博物館、楽器博物館、ミュンヘンの歴史資料館などなど、いろんな専門分野の博物館がフロアごとに入っているのですが、見所はなんと言っても4階の「人形劇博物館」。 ドイツやヨーロッパ各地の人形劇場で活躍した人形たちや人形劇の舞台などが、いっぱい展示してありました。日本の文楽人形も一体ありましたよ。

昔の人形劇のビデオも上映されていて、子どもたちが足を止めて楽しんでいたのですが、それ以上に50〜60代のおじさんたちが瞳をキラキラさせて大喜びで見ていたのが面白かったです。

ドイツの人形劇には、とんがり帽子の「カスパー kasperl」という道化役が欠かせないのですが(有名な児童文学「おおどろぼうホッツェンプロッツ」もカスパーたちの物語です)、そのカスパーの生みの親?(育ての親かな?)である「ポッツィー伯爵」という人の生誕200年展もやっていました。

ポッツィーさんという人は超マルチな人で、法律の専門家でありながら作曲はするし、小説や人形劇の戯曲は書くし、イラストも描くし、しかもバイエルン王家と親しい貴族のお家柄。(こりゃ無敵ですね!)この人のおかげでミュンヘンの人形劇場は見事な発展をとげたようです。

さて、ひと通り人形劇のフロアを見終わって、改めて辞書をひきひきパンフレットを読んでみると、なにやら今日、博物館内でファミリーコンサートがあるらしい、しかも無料♪そしてあと10分くらいで始まる!ということが解読でき、近くに座っていた学芸員のおじさんに「これどこでやるのん?」と聞いてみると、「一つ上の楽器博物館だ。こっちが近道だ」と、階段へ案内してくれました。

行ってみると会場は満員で、部屋の外まで人があふれかえっておりました。でもラッキーなことに、席が一つ空いていたので、ポコンと座らせていただきました。

演目はサンサーンスの「動物の謝肉祭」。室内楽編成でしたが、思いもかけず本場の音楽が聴けて感激でした。曲と曲の間に語りが入るのですが、指揮者が語り手も兼ねているので、あっち向いたりこっち向いたり、とても忙しそう。でもこの指揮者、七色の声を使い分ける超芸達者なおじさんで、途中からアクシデントでマイクが入らなくなっても地声でノリノリに演じてらっしゃいました。ドイツの文化人はマルチです〜。ブラボー!

無料で一日存分に楽しめて、大満足な日曜日でした。

P1040048 ミュンヘン市立博物館です。昔は武器庫だったそうです。

P1040075 中庭は市民の憩いの場。鬼ごっこしてる子どもたちもいました。

P1040050 人形劇博物館のポスター。

P1040059 入り口横の看板。ちょっと恐ろしげ。

P1040058 特別展のポスターです。右の写真がポッツィー伯爵。

P1040329 これがカスパー君です。よっぱらいのおっさんじゃないよー。

P1040055 コンサート会場はこんな感じ。

P1040057 ピアノは日本人女性でした。素敵でした♪

P1040061 ミュージアムショップはなぜかとてもエキゾチック

P1040066 博物館内には小さな映画館もあり、5月あたまくらいまで成瀬巳喜男監督特集をしています。

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