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2007年11月

バタバタですわ

ほんとうにずいぶん更新が滞ってしまっているのは、ほんとうに忙しいからでして…。
たまにのぞいてくださっている方には申し訳ないです。
今日、ドイツでの仕事先を斡旋してもらったIIPという協会に活動報告を送ったので、その内容をコピペして、近況報告に変えさせていただこうと思います。
こんなことしてます。

>研修期間も終盤に入った10月頃から、積極的に日本を紹介する活動をしています。
エンジンがかかるのが遅すぎたかな、と焦る気持ちもありますが、残された時間でできるかぎりのことをやろうと奮闘しています。

学校では、定期的に「発表するのも見に来るのも自由」という、小さな全校発表会があるのですが、そこで私の担当する「日本クラブ」の子ども達といっしょに、けん玉やこまなど、日本のおもちゃの紹介と実演をしました。衣装も着物やハッピなど、日本風な物を身につけることにしたのですが、当然私が子ども達全員を着付けなければならず、直前はもうドタバタ。
それでもなんとか好評のうちに終わることができました。

日本クラブでは、おにぎり作りもしました。14時からのクラブに向けて、私は朝から鍋で8合のお米を炊き、丸一日かけて準備しました。
ラップを使ったので、子ども達もそれほど混乱せず楽しんで作ってくれましたが、海苔や塩昆布などは、見た目からか、手を付けない子がほとんどでした。
みそ汁も振る舞ったのですが、やはりワカメに拒否反応を示す子が多く、全く手を付けない子もいました。
せっかく日本から持って来たになーと、ちょっと残念でした。
こちらの人にとっては、「海藻」というと、「海で足にからまる藻」をイメージするようで、なかなか受け入れられにくいようです。

一般の授業では、音楽や図工など、芸術系の授業で「何かやってくれないか」と言われることが多いです。
一度「音楽の授業で、日本の踊りを教えてくれ」と言われ、悩んだ末に、童謡「大きな栗の木の下で」と河内音頭(子ども向けに振りを簡単にアレンジしました)を紹介しました。
どちらも意外と好評で、「大きな栗の〜」は、その後何度も練習して、これまた全校発表会で発表することになりました。発表会では最後に、観客の子ども達や先生方もいっしょになってやることになり、会場全体が一つになりました。歌詞は難しかったようですが、体の動きはみんなすぐできて、盛り上がりました。

河内音頭の方はちょっと難しすぎるかなと思ったのですが、子ども達の方から「練習して発表したい」という声があがり、12月のクリスマス会で保護者の前で発表することになりました。クリスマスに盆踊り…日本人からするとミスマッチですけれど。

これまでは、先生方のリクエストに応じて、なりゆき的に授業を手伝うことが多かったのですが、「せっかくなら、私自身が伝えたいと思う日本を紹介したい」という思いが強くなり、90分×3回くらいの予定で、日本を総合的に紹介する授業を計画することにしました。各クラスの先生に持ちかけて、少しずつ授業時間をもらっています。
第1回目は「日本の学校生活」をテーマに、写真やDVDを見せながら日本の子ども達の暮らしぶりを紹介。
こっちとは何もかもが違うので、みんなかなり興味深く見てくれています。
第2回目は「和風ってなに?」をテーマに、日本の音楽や服装、文字などを紹介する予定です。
とかくこっちの人たちには、中国も韓国も日本も東南アジアも、ぜんぶいっしょくたに「アジア風」とまとめて考えるので、本当の「日本風」とは何かということを、少しでも感覚として掴んでもらえればという願いをこめてやっています。

研修期間も残り少ないですが、なんとか全クラス回ってから帰りたいなと思っています。

大人向けの講座も始めました。
学校の先生向けに、「折り紙」「茶の湯」「ビデオ上映」「書道」の4回です。
先日折り紙が終わりましたが、夜の学校で和気あいあいと、とても楽しいひとときでした。
ホームステイ先のWestkirchenという村でも「茶の湯」と「折り紙」をすることになり、先日茶の湯が終わりました。
お茶をたてる以外にも、花を生けたり、着物を着たり、資料を用意したり…。やることがいっぱいで大変でしたが、こちらも好評のうちに終わることができました。
お茶の味は「海藻の味がする」「干し草のにおいだ」など、びっくりするような感想が出ましたが…。

どの活動を通しても言えることは、「一人でやるのが大変」ということ。
こっちの人たちにとっては、なにもかも初めてのことなので、「手伝いたくても手伝いようがない」という状態。活動を頭のなかでイメージできているのは私一人なので、準備はもちろん、質問や苦情も私に集中します。おまけに言葉の問題もあり、いつもてんやわんやです。
ゼロから人に何かを伝えるというのは、本当に大変ですね。

ドイツの人たちに「日本て何?」ということを伝えながら、私自身も「日本て何?」と自分に問い直している毎日です。

P1100528 「日本クラブ」にて。必死で折り紙を折るちえぞう。







P1100555 さあ、握りはじめ!










P1100558_2 こんな感じにできあがり。ラップを使ったので、頭がとんがっております(笑)









P1100557 紙とゴムでこしらえた、初心者用おはし。(ケルンの日本料理店で働く友達に教えてもらいました)みんな喜んで使ってました。箸置きは折り紙で。

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P1100549 先生向けの折り紙講座。
同僚のマリアに手ほどきする私。









P1100593 Westkirchenでも折り紙講座をしました。
みんな一生懸命。









P1100594出来あがった作品たち。

ん〜クリスマス!








P1100595 お茶会のようす。学校の図書室の一角で、やらせてもらいました。









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オクトーバーフェストで飲んだくれ

おじちゃんとの静かな日々から一転して、秋休み後半の10月3〜4日、乗りこんでまいりました! オクトーバーフェストへ!
オクトーバーフェストというのは、毎年ミュンヘンで開かれる、あまりにも有名な、ビール飲んだくれ祭り。
ドイツにいるからには行っとかなきゃだめでしょう!
ということで、再び懐かしの地ミュンヘンへ、足を踏み入れました。

ドイツのお祭りに付きものなのは、中で飲食できる巨大テントと、食べ物やゲームなどの、いわゆる夜店と、あと、移動遊園地です。
ジェットコースター、観覧車などの大型遊具が「やってくる」んです。
なんということもない広場だったところが、突然遊園地に変身するのです。

というわけで、オクトーバーフェストの会場も、こんなことになっておりました。

Dvc100021   観覧車の上から撮りました。(ブレブレでごめんなさい)









とにかく会場が広い!観覧車のてっぺんから見ても、見わたすかぎり光の渦なんです。
ミュンヘンにこんなだだっぴろい場所があったなんて、知りませんでした。
ちなみに、ドイツの観覧車は、回るスピードが速いです。そして、2周も3周もします。何度もてっぺんを味わえるから、ちょっとうれしいです。

さてさて、そんなことよりも!なんつっても!まずはビールでしょうっ!!

というわけで、実際のところは、まずビールテントへ突進しました。
しかしまあ、テントがいっぱいありすぎて、どこへ入ったらいいものか。
おそるおそる1つのテントをのぞいてみると…、

Dvc100017_2  

いきなりカルチャーショックです!
人が、テーブルの上で踊っている!
音楽がうるさすぎて、話ができない!
もう、踊るか歌うか飲むかしか、道は残されておりません!
一瞬で浮き世の意識は吹っとび、「参戦しなければ!」と思ったのですが、席はぎゅうぎゅう。

こういう所の席とりって、意外と大変で、空いているように見えても、冷たく「空いてねーよ!」と言われてへこんだりするんですが…今回は違いました。
「ここ、空いてるよ!予約って書いてるけど、誰も来てないから、どうぞお座りっ!」
今宵会う人、みな飲み友達。
とてもいい雰囲気のテーブルに座らせてもらいました。

さっそく注文しました。鳥の丸焼き(1/2サイズ)と…

Dvc100018 1リットルビール!










Dvc100019 うまい!しかし重い!










さて翌日は、外国人客が多いことでも有名な、超ベタどころ「ホーフブロイハウス」のテントへ。

Dvc100028 じゃじゃーん。










Muenchen_062 やっぱり中はえらいこっちゃになっております。









今回相席したのは、地元の3人組と、ノルウェーから来た夫婦。
各国の言葉で「乾杯乾杯!」と言い合って楽しみました。
ちなみに日本の「カンパイ!」は、覚えやすいのかして、どこで教えても、みんな喜んで言ってくれます。

Dvc100027 ビールのあてには、大根(Radi)も定番のようです。輪切りのように見えて、実はこんな風にびよーんとつながってます。







なんかもう、美味しいとかまずいとかいうものではなく、「祭りだよ〜!」という雰囲気が楽しくって、
そんなにたくさんは飲まなかったけど、とってもとっても楽みました。

さて、これだけ人が集まると、いろいろと大変なこともあるもんでして、帰りの電車は、ものすごい混みよう!
「身動きとれない」というのは、ドイツでは初めてのことでした。「ルミナリエ…」「淀川の花火…」などと頭の中でつぶやきながら、妙に懐かしい気分で帰りました。いや〜、混んだ混んだ。

さらに宿泊も大変なわけです。
なにしろ世界中から飲み助が集まってくるわけですから、ホテル代も、この時期はどーんと跳ね上がります。
でも、その点は私は大丈夫。
ミュンヘン在住の学生さんOちゃんのお宅に転がり込むという作戦でクリア!
ほんとにありがとうね、Oちゃん。

最後におまけです。
ミュンヘン2日目の昼間、またもや国際児童文学館へ行ってきました。
借りてた本を返しに行かねばならなかったのです。(なんと2ヶ月借りてました)
入ろうとしてびっくり!

Dvc100023 入り口に、 毛がたれている!









ラプンツェルですよね? 窓にガーンはさまってますよ!
どうやら、今、グリム関係の展示をしていて、その関連のようですが、こんなことは初めてだったので、度肝を抜かれてしまいました。

そして、またもやミヒャエル・エンデミュージアムへ行った私。
そこでこんな物を発見。

Dvc100024_2  

エンデが知り合いの子どもにプレゼントした物のようですが、これ、「ジム・ボタン」の登場人物たちの「直筆サイン色紙」です。

登場人物のキャラがよく表れていて、ほんと秀逸です。
一番上の大げさなのは王様のサイン。中国人キャラのサインは縦書きです。
真ん中の点線でかこってある部分には、「海の王様のサインですが、水で書いてあるので見えません」と書いてあるようです。
すばらしい!また来て良かった。
というか、もっと早く気づいとこうよ、私…。

本の登場人物からのサイン。こんなのもらえたら、絶対宝物にしますよね。
お子様のクリスマスプレゼントに、いかがですか?

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