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2010年2月

おもいだしもって旅行記「ブレーメンとハーメルン」その2

さてさてお次は、ハーメルンです。
ご存知「ハーメルンの笛吹き男」の舞台になった町です。

こちらはブレーメンとちがって、典型的な「ザ・ドイツの田舎町」。

木組みの家に石畳、上から見ると、まあるい町のまんなかには広場があって、全部の道がそこに続いていて、ちょっと頑張れば、町の端から端まで歩けちゃうよ〜
…みたいな、ドイツでよく見る中世観光都市でした。

そして、これまたブレーメンとちがって、「グリムでっせ!」「笛吹き男でっせ!」というアピールのすごいこと。

しかもそれは、町に入る前から、すでに始まっているのでした…。

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ハーメルン市街に向かう道に、なにやら白い物が点々と…









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よく見ると、ネズミ!

こいつらが、ハーメルンの道という道を這いまわっているんですね〜。






この白いネズミさんに導かれ、町に足を踏み入れると、あっちにもこっちにも!

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ネズミ飾り
(お好みの色に塗ってね)









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ネズミパン
(堅焼き。飾り用。
 ちえぞう、一匹つれて帰りました)







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ネズミ居酒屋










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名酒(「鬼殺し」ならぬ)「ネズミ殺し」











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ネズミ本屋
(ドイツでは本好きの人のことを
「本の虫」ならぬ
「本のネズミ(Leseratte)」と言うのです)






しかし、そんなネズミどもの間をかいくぐって、ちえぞうの目にとびこんできたのが、これ!
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Kartoffel(ジャガイモ)レストランだ〜っ!










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いもスープ!









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いもオブジェ!






いやあ〜。いもとの出会いは、どこにでも転がっているものですね〜。

ハーメルンに、いもレストランがあるなんて全く知りませんでした。奇跡!


さて、頭を「いも食い」から「ねずみ捕り」に切り替えましょう。
そこで向かったのが、

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ハーメルンの郷土資料館。笛吹き男さんがお出迎えです。






「ハーメルンの笛吹き男」は、その昔、この町で実際にあった事件がもとになっているので、そのあたりの詳しい資料を中心に、展示されていました。

その他、町の笛吹きたちをご紹介。

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笛吹き像その1










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笛吹き像その2










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アーティスティック笛吹き








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笛吹きからくり時計










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リアル笛吹き。









…実はこれ、「ハーメルンの笛吹き男」の野外劇のひとコマです。

5月から9月中旬の日曜日にしか上演されてないのですが、
「グリム」で「芝居」ときたら、こりゃ見ておかなあかんでしょう!

というわけで、
今回ちえぞうは、実はこれに照準を絞ってハーメルンにやってきたわけなのでした。

さあ、どんな芝居だろうかとワクワク…。

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ん? めっちゃ登場人物多いぞ?










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なんや、このおっちゃん、やたら間をとってしゃべるなあ…。






うまい人と、ものすごく下手な人が入り交じっている…。
なんや、この有象無象ぐあい…。
そして、全体から受ける、なんとも言えない素人くささ…。

これは…、もしや…、いわゆる…、
「村芝居」
ってやつかぁ〜っ!

と、早い段階で気づいた私。

要は、この町の人たちが、村おこしの一環として、観光客むけにお芝居をしているんですね。
「あのネズミ役はどこどこの何ちゃんで、今笛吹きやってるのは、だれそれさんちの若だんさんやで」
みたいなノリなんですね。

だから週末、日曜日だけにしかやってないんや! 
と、なんか変に合点がいってしまいました

そう思って見るとそのシロウトくささが、またオツなもんでして…。
「わあ、段取りわるいなあ〜」
なんて思いながら、最後まで楽しく見ました。

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ネズミ役の子どもたち









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導かれるネズミたち。
ぞろぞろ…








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子どもがいなくなって、嘆き悲しむ大人たち








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カーテンコール。みなさん、よくできました〜。









ちなみに、水曜日には同じ場所で、ミュージカル「RATS」を上演してるそうです。
笑ける…。

さて、目的を果たしたところで、次は、ごはんごはん…。

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レストラン「ネズミ捕り男の家」へ。

名物「ネズミのしっぽ料理」を注文しました。







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目の前で調理してくれるというサービス付き。

燃え上がるネズミの尾!







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できあがり。
素朴な味わいの
(豚肉)料理でした(笑)







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「ネズミ殺し」もいただきました。

こちらも燃えます。







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ビールグラスはこんな感じ。










ちなみに、このレストランの角を曲がった通り「Bungelosenstrasse」は、音楽とダンス禁止の道だそうです。
伝承では、実際にこの道を通って、子どもたちが出て行っちゃったとか…。
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通りの名前の下にちゃんと注意書きがしてあります。








期待以上のパフォーマンスを見せてくれたハーメルン。
町全体がおふざけモードで、テーマパークみたいでした。

ありがとう、ハーメルン。

最後にお土産の紹介を。
いろいろ買いましたが、ごてごてした観光地的な品が多い中、秀逸だったのがこちらのポストカード。
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いっぱい買っちゃった…。

実はけっこう好きなの。笛吹き。

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おもいだしもって旅行記 「ブレーメンとハーメルン」その1

ドイツ好き、児童文学好きなら、一度は行ってみたいのが、メルヘン街道の有名どころ、「ブレーメン」と「ハーメルン」でしょう。

なんせ、お話の題名に入ってるんですからね〜。

いっぺんどんな町か、この目で確かめておきたい!
…というわけで、2007年の9月、週末を利用して行ってまいりました。

グリムつながりで「ブレーメンとハーメルン」なんてよく仲間みたいに言われますが、実際行ってみると、この2つの町、「街と町」いや、「大都会と村」ほどに規模がちがっておりました。

まずはブレーメンから…。第一印象は、

大都市! 港町! 建物がでかい!

北ドイツの町に行くのは初めてだったので、雰囲気のちがいに、感動してしまいました。
ドイツで「海」を感じられるところって、なかなかありませんからね〜。

大都市だけど、ちょっと入るとかわいいお店がいっぱいあって、何時間でもブラブラしていたかったのですが、あまり時間がなかったので、駆け足で見所だけおさえてまいりました。

P1090506_2 世界遺産の「ローラント像」。

ブレーメンを守る町のシンボルです。

この前の広場にはストリートパフォーマーがたくさん。

こういうところで一旗あげるつもりだったのかな〜?



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このひとたちも…。






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サイズはこんな感じでした。








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ローラント像とセットで世界遺産になっている市庁舎の地下には、ワインで有名なラーツケラー(レストラン)が。

とっても素敵な雰囲気でした。




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町の見どころ、中世の雰囲気を再現した「ベットヒャー通り」。

狭いけど、とってもいい雰囲気。






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この通りには、マイセン磁器でできたグロッケンシュピールがありました。きれいな音色…だったと思う

(うろおぼえ)


 

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ちょっと足をのばして、旧市街の「シュノーア地区」へ。

ここがまたステキ! 

ちっちゃなオモシロ店が、軒をつらねています。



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中でも気に入ったのが、こちらのペーパークラフト屋さん。





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この魔女すてき!





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ってことで、買っちゃいました〜。まだ作ってません(笑)





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路地をぬけると、こんな通りがあって…






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こんな建物があって! 

うは〜。ええわぁ〜、かわいいわぁ〜。







なんて、テンション上がったところで時間切れ…。
泣く泣く次の目的地、ハーメルンへ向かいました。

メルヘン街道の町って、小さいところが多いので、たいがい、「うちら、これしかありまへんねん」的に、グリム童話をアピールしてはるのですが、ブレーメンはちがいましたね〜。

都市として、生き生きしてました。

「グリム? ああ、そんなのもあるけど、他にもいろいろあるから楽しんでってよ! ディスコとかさ! オペラとかさ!」みたいな。

大都市の余裕ってやつでしょうか。

また行きたい! と強く思う町のひとつです。

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おまけ。ブレーメンの駐車場にて。これは「音楽隊」をイメージしてる…のかなあ?

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