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ダーリンは中国人 最終章

いやはや、ようやく最終章です。
3泊4日の旅なのに、そのレポートに何日かかってるのでしょう(笑)


さて、重慶空港からやっと飛んだ飛行機が、北京に着いた時には、もう日付が変わっていました。

広大な北京空港。
どこに着くのかと思ったら…、

P1190758 まさかのタラップですよ!
大統領か!







Photo そして、このバスに詰め込まれ、どんぶらこっこと空港の建物へ…。







疲れた体をひきずって、ようやくタクシー乗り場にたどりついたものの、またもや長蛇の列…。

やっと順番がきて、乗り込んだ時には、もう我々、疲労と眠気でダウン寸前。
「なんでもいいから、ホテルまで連れて行ってくれ〜〜」
と、投げやりモードでした。

ところが…。

タクシーの運ちゃんが、まさかの、

超ハイテンション!!

真夜中なのに!!
この旅史上、最高のご陽気キャラではないか!!

走り出すやいなや、

「北京へようこそ! 音楽でも聞きながら楽しく行こうっ!」

と、CDケースを取り出し、ご自慢のコレクションの中から、

「んー、どれにしようかな〜? これこれ! これがオススメっ!」
と1枚選んで、流し始めました。

盛大に流れる、マーチングバンド風の曲。

「どうだい、これが中国の音楽だよ〜。いいだろう!」

運ちゃんは言いますが、どう聞いても、

軍歌……?

一曲終わると、またCDを入れ替える運ちゃん。
「これこれ、これも、オススメなんだよ〜!」

と、かかった曲は、

またマーチング。
…いや、あの、さっきとどう違うか、わからないんですけど…。

微妙なテンションの私たちにおかまいなく、
終始テンションアゲアゲの運ちゃん。

しまいには、

「楽しいだろ〜? ほら、一緒に踊ろう!!」

と、助手席の旦那を誘って、上半身でルンルンと踊り始めました。

しかたなく付き合う旦那(笑)

あまりのご陽気さに、いやおうなく我々のテンションも上がりはじめ、なんかわからんけど楽しくなってきました。

ホテルに着く頃には、我々の顔にも、ひさかたぶりの笑顔が。

ありがとう、運ちゃん。
サービス業の神髄を見た気がするよ。

ホテル「北方佳苑飯店」は、思ったより立派なところで、場所も、北京随一のショッピングストリート「王府井」のド真ん中。

お便利お便利。

チェックインもスムーズに済ませることができましたが、
なんだかんだで、ふとんに入った頃には夜中の3時をまわっていました。

「明日は、とりあえず、8時に起きよう。」
と、一同しめしあわせて、ようやく床についたのでした。


8月2日 月曜日、中国旅行4日目の朝。

「♪♪♪」

旦那の携帯アラームの音で目覚めたちえぞう。
「あ〜、もう8時か…」

と、起き上がろうとするも、どうにも眠い。つらい…。

しかし、そこは気合いで、えいやっと起き上がってみると、
あら? 意外に頭すっきり。

体のだるさは凄まじいものの、なんとか起きられたので、ごそごそと身支度。

しかし、旦那となみえちゃんは、やっぱりしんどいようで、起きる気配なし。
10分ごとに鳴るアラームも、虚しく切られ続けます。

出発予定の9時が近づいたので、さすがに起こさねばと、旦那に声をかけてみました。

「もう9時やで〜」
「ムニャムニャ…。ねむい…。」
「思いきって起きたら、意外とすっきりよ。がんばれ!」

なんてやりとりをしていると、ふいになみえちゃんがムクッと起きあがって、

「どうしたん、ちえちゃん。まだ
、7時やで。」

「え…………?」

9時…じゃ…、ないの……??

自分の時計を見ると、なんと、たしかにまだ7時。

「?????」

…はっ!
アラーム!!
旦那のアラーム!!
あれはもしや、毎平日の7時に、会社行くために、いつも鳴らしてるやつではないか!?
それが、自動的に今日も鳴ってしまったのではないか!それを聞いて私は起きたのではないか!!

…とするとですね、日本との時差は1時間だから、私が起きたのは、実際には…

6時

3時間しか寝てなかったのね、私(泣)

そりゃ、しんどいはずだわ。
はいこれ、旅難6発目に認定。

旦那となみえちゃんは、当然寝なおすということで、「あんたも寝ろ」と言われたのですが、もうバッチリ支度までできているので、今さら寝れません。

きっちり2時間分、時間をもてあましたちえぞうは、お散歩にでかけることにしました。

朝7時の繁華街、王府井。当然まだ店はあいてません。

そのかわり、目の前に広がるのは、中国の出勤風景。

みなさん、駅からこちらへ、じゃんじゃん歩いてこられます。

飾らない日常の風景という感じで、なかなか面白い。

皆さんの服装も、さすが首都だけあって、こぎれいで、日本の出勤風景とあんまり変わらないかんじ。

…というわけで、わたくし、まぎれてみました。

駅から来る人の流れを逆進して、

P1190771

地下鉄の階段を降り…、










P1190773

これが改札!

セキュリティーチェックしてる!

写真を撮って、逃げるように去りました。

びくびく…。


P1190768 はい、

「中国の早朝風景」

その1







P1190775 その2










P1190769 お巡りさんと、交通整理係のおじさんが、2人一組で働いてます。









P1190772 北京の公衆電話。










いろいろ面白かったのですが、それにしても北京て、中国というより、なんかヨーロッパっぽい。

道の広さとか、建物の感じとか、じゃばらつきのバスとか、そこはかとなくドイツっぽいと感じました。

北京オリンピックに向けて整備されたんでしょうか。

重慶、成都のごちゃごちゃアヤシーイ町並みを見ていただけに、その差に驚きました。

ぷらぷら歩いていると、

P1190781 天安門広場とホテルとの間に、ええ感じの公園を発見したり、







P1190800_2 老舗の靴屋さんの前で、かわいい子どもたちに出会ったり、









P1190798 「小吃街」という屋台通りで…、










P1190796 ミニーさんに出会ったり。

(「触るなキケン」と書いてあります…笑)









いや〜、散歩って楽しい!

最後に、マクドナルドに寄ってみると、

P1190805 こちらは、本物。

ハッピーセットがドラえもんだったので、店中ドラちゃんだらけでした。





P1190808 そして、朝マックに謎のメニュー発見!

「スパイシーグリルチキンマフィン」ですって。満分=マフィンなんですね〜。




P1190809買っちゃった!

お野菜いっぱいで、かなり美味しかったですよ。







と、ずいぶん堪能したところで、ホテルに戻り、あらためて3人で繰り出しました。

北京で見たい所はいろいろあれど、我々に残された時間は、たった3時間あまり(泣)

…ということで、とりあえず、天安門広場に行くことに。

徒歩で20分ほどの距離ですが、リッチにタクシーで向かいました。

P1190827

はい、到着〜!










この写真ではわかりませんが、周りはもう、観光客だらけ!

ものすごい混みっぷりです。

中には、こんなガイドさんも…。

P1030442

なぜ?

こいのぼり?









観光ムードとは言いながら、要所要所では軍人さんが、ものものしく警備してたりして、ああ、ここは、政治的に大事な場所なんだ〜ということが、肌で感じられた、天安門でした。

P1030460
その後、我々は、さっき私が目を付けた美しい公園を通り抜け…、








P1030448

柳がきれいでした〜。












さきほどミニーさんに遭遇した「小吃街」へ。

ここは、中国各地のB級グルメを食べ歩ける屋台通りです。

P1190797

いろんな生き物の串焼き…。

(旦那は羊肉串を試してました)







P1190854

なんかの鳥の肉…。










P1190855 はい、定番のゲテものですよ〜。
なにげに、ヒトデが一番きもちわるかったりして。






P1190859 そしてなぜか、たこ焼きを発見!
大阪名物やがな。







旦那が羊肉を試した意外は、アイスクリームのフライとか、小龍包とか春巻きとか、いたっておとなしい物で、雰囲気だけ味わった私たち。

ただ、全体的に観光観光していて、地元民が集う感じではなかったのが残念でした。

この後、残された少ない時間で王府井をかけずりまわってお土産を買い、この旅最後の最後のメニューが…、

北京ダック

これですよ〜。

期待に胸をぱんぱんに膨らませ、我々は、北京ダックの老舗レストラン「全聚徳」へ。

ダック1羽まるごと注文すると…、

P1190877
目の前でサバいてくれます!
テンション上がる〜。







P1030501 まず前菜に、この脂ののった皮を。
「お砂糖でお召し上がりください」と言われたので、おそるおそる試してみると、



…ジュワ〜〜

う、うまい!
ジューシー!
感動!!

P1190880 そして、お肉を定番の食べ方で。
うまい、うまい!!

幸せ〜〜〜っ!






お腹いっぱい、胸いっぱい。
大大大満足でした〜。

…と、余韻に浸る間もなく、空港へ!!

最後に、空港でもショッピングしたのですが、ああいう所で働いてる人たちって、さすが、一目で客がどこの国の人間か見分けられるんですね〜。

私もなみえちゃんも、一言も発していないうちから、「こんにちは」と声をかけられました。

さすが!

しかし、うちの旦那には、

…もう、お分かりですね?

迷わず「ニーハオ」。

いやいや。

3人一緒にいるのにっ!

中国人男性と日本人女性2人のトリオって、不自然すぎるやろっ!

そんなシチュエーションをものともせず、プロの目を欺き、中国人に見られる旦那。

あんた、スパイになれるよ(笑)


そしていよいよ、この中華の大地にサヨナラする時が。

さあ飛べ! 

飛行機!!


…………飛んだ。普通に。

飛行機が飛ぶって、

シアワセ。



こうして、我々は、8月2日の夜、無事日本に戻ることができたのでした。

いや〜、あまりの旅難の多さに、思わぬ長期連載ブログになってしまいました。

まあ、結論としては、

「しばらく旅は、けっこう。」

ということで。
こりごりさんです、本当に(泣)

行くとしても、ツアーにします。

今度生まれ変わったら、旅の神様に愛される女になりたい。


(完)

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コメント

北京空港からホテルまでのタクシー、私が助手席に乗ったのでもうちょっと運ちゃんの情報を描きます。
この運ちゃん、我々が乗った時から、♪パーパッパパー、と軍歌的なマーチを流してたんですが、我々が乗るやいなや「この曲ではダメだ!」とばかりにCD(誰かに曲を焼いてもらったであろうCD-R)を入れ替えはじめました。え?なんで換えたん???
どうやら運ちゃんのベストアルバムっぽいものがあるらしく、それを我々に聞かせようとしてたっぽい。ところが、このベストアルバム、カーオーディオに突っ込んでもすぐに吐き出されてきます。運ちゃんもなんどもやり直すのですが、何回やってもこのCDだけは、べろ~ん、と吐出されてくるのです。我々をあざ笑うかのようにCDを拒否し続けるカーオーディオ。なんなんだいったい。
と、しばらくして運ちゃんも諦めたのか、他のCDに換えようとしている様子。いや、最初のでええんとちゃう?
とか思っていたその時・・・!どうやらお目当てのCDは助手席の前の収納(グローブボックス)に入ってるらしく、突然俺に「おい兄ちゃん、CDをだしてくれ!」てな勢いで指図してきました!
いきなりのことで驚きながらも、CDを取り出して運ちゃんに見せる俺。
「これ?」
「違う、その次!」
「じゃあこれ?」
「それでもない、次!」
「これですか?」
みたいな問答を何度か続けた挙句、ようやく運ちゃんの目当てのCDが発見されたらしく、「これだ!」みたいなことになりました。
ところがその時点ですでに高速にのっていて、かなりのスピードで運転中。
運ちゃん自らCDを入れ替えるのは危ないと判断したらしく、またもや「兄ちゃん、そのCDをいれてくれ!」の指令が。
仕方が無いので私が、CDを入れ替えて、取り出したCDはCDケースに入れて、またグローブボックスに収納して・・・と一部始終やってやりましたとも!
さて、そこまでして探したCD、いったいどんな名曲が流れてくるかと思いきや・・・。
♪パーパッパパー~
最初の曲とそっくりやん!俺には違いがわからんわ!
いや、運ちゃん的にはかなり違うんでしょうけど、我々の耳にはどれも同じ曲に聞こえます。
さすがにここまで来ると、「中国まで来て運ちゃんにこき使われてる俺、ちょっとおもろいやんけ!」てな気分になったので、この美味しい姿を後部座席のお二人はどうご覧になったのかと振り返ってみると・・・。
・・・寝てる。
寝てるし。いや、確かに飛行機遅れて時間は夜の1時過ぎ、疲れて眠る気持ちはわかるけど、この面白い一連のシーンを全部見逃したのかよ!ブログにも書いてへんやん!
というわけで、私がここでフォローさせていただきました。
その後、運ちゃんから「お前も踊ろうZE!」みたいな感じになり、仕方なくくねくね踊ってたのは嫁も書いてることですが、実際は私から聞いた内容書いてるだけなんですね~。

兎にも角にも、おもろいタクシーでした。

投稿: みずむし | 2010年9月26日 (日) 15時16分

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